Sant Jordi 2009 『世界本の日』記念
第4回 絵本翻訳コンテスト

『El Bou i La Mula』

San Jordi 2009
Quart Concurs de Traducció "El Bou i La Mula"

en català


多数のご応募ありがとうございました。
受賞者などの結果はこちらをご覧下さい。




応募要項



応募資格:特になし(年齢・国籍・資格など不問)

翻訳課題
Teresa Duran が当コンテストのために書き下ろした物語「El Bou i La Mula」(カタルーニャ語) / 「La Mula y El Buey」(スペイン語) を日本語に翻訳。日本語のタイトルは「牛とロバ」です。
*オリジナルがカタルーニャ語版ですので、カタルーニャ語版のニュアンスを大切にして翻訳していただきたいのですが、もちろんスペイン語版からの翻訳もOKです。(カタルーニャ語の辞書サイトはこちら
課題テキストは、下記のファイルをダウンロードしてご使用下さい。
但し、ファイルの取扱については、その目的が翻訳コンクールへの参加の場合に限り認められておりますので、その他の目的に転用することは、固く禁じられています。

翻訳言語:
カタルーニャ語もしくはスペイン語から日本語への翻訳

応募方法

1. 応募用紙の請求: ご氏名、ご住所、電話番号、メールアドレスを記載のうえ、件名を「絵本翻訳コンテスト応募用紙請求」として、関西カタルーニャセンターまで、メールにてご連絡ください。折返し、応募方法の詳細と応募用紙をお送りします。
2. 参加費のお支払い: 指定銀行口座へお振込いただくか、関西カタルーニャセンターにて直接お支払いください。
3. ワードで作成した翻訳原稿に、記入済の応募用紙を添えて、関西カタルーニャセンターにメールにてご提出ください。

参加費: 4,500円
*参加費には、絵本の代金、送料も含まれます。後日出版される絵本(3カ国語表記) を、コンテスト参加者全員に1冊ずつお届けします。

応募締切:
2009年6月30日(火)

受賞者発表:
2009年7月25日(土)
<お知らせ>
審査に予想以上に時間を要しているため、審査結果発表を7月31日(金)に変更します。
結果を楽しみにお待ちいただいている皆様には、誠に申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。


:最優秀賞作品は、Brosquil Edicionsから、カタルーニャ語、スペイン語、日本語の3カ国語絵本として、2010 年出版予定です。

審査員(順不同):
中岡省治氏(前 大阪外国語大学 教授)
坂東省次氏(京都外国語大学 イスパニア語学科 教授)
金関あさ氏(スペイン大使館 経済商務部 書籍担当)
長谷川信弥氏(大阪大学 外国語学部 助教授)
Manuel Sanchez氏(関西カタルーニャセンター 顧問)
モンセ・マリ(関西カタルーニャセンター 代表)

お問い合わせ・応募受付:
関西カタルーニャセンター「絵本翻訳コンテスト」係
E-mail: exosaka@osb.att.ne.jp
TEL 06-4704-4690 (13.00-21.00)
〒541-0059 大阪市中央区博労町3-1-8-403



「第1回絵本挿絵コンテスト” El Bou i La Mula”」 については、こちらをご覧下さい






課題テキストをダウンロードするには、下記のアイコンをクリックして下さい。
ブラウザからうまくダウンロードできない場合は、アイコンを右クリックして、ファイルをダウンロードして下さい。

* ファイルの取扱については、その目的が翻訳コンクールへの参加の場合に限り認められておりますので、その他の目的に転用することは、固く禁じられています。

『El Bou i La Mula』(カタルーニャ語)
(PDFファイル:48KB)



『La Mula y El Buey』(スペイン語)
(PDFファイル:52KB)





<カタルーニャ語の辞書サイト>


diccionarios.com
http://www.diccionarios.com/

Foreignward.com
http://www.foreignword.com/

Diccionari de la Llengua Catalana "multilingue"
http://www.grec.cat/cgibin/mlt00.pgm



Convocatòria


Requisits per a presentar-se al concurs: aquest concurs està obert a tots els interessats, independentment de la seva edat, nacionalitat o activitat.

Bases: Traduir el conte inèdit de la Teresa Duran "El Bou i La Mula" (català) / "La Mula y El Buey" (castellà) al japonés.

*La versió original del conte està escrita en català, motiu per el qual els concursants hauran de tenir en compte que la traducció sigui ajustada a la versió catalana; encara que la traducció es pot fer tan a partir del text en català com en castellà.

A partir de la següent pàgina web es pot tenir accés al diccionari multilingüe de la llengua catalana.

*El conte per traduir es pot descarregar a la següent pàgina web.
Queda prohibida la utilització del document amb qualsevol altre fi que no sigui el de participar en aquest concurs.

Per participar-hi al concurs es necessari:
1. Sol・licitar el formulari mitjançant un missatge de correu electrònic al Centre Català de Kansai; on consti el nom, l’adreca postal, número de telèfon de contacte i l’adreça de correu electrònic. L’assumpte del missatge haurà de ser “Concurs de traducció”. A continuació rebrà el formulari i les instruccions per a participar-hi al concurs.

2.  Pagament de la quota de participaciò mitjançant ingrés bancari al compte del Centre Català de Kansai o personalment al centre.

3.  Preguem que les traduccions s’enviïn en format Word juntament amb el formulari, correctament emplenat, per correu electrònic al Centre Català de Kansai.

Quota d’inscripció: 4,500 yens
*El preu inclou el cost d’impressió d’un llibre il・lustrat que es publicarà l’any 2010, així com el cost d’enviament.

Data límit de sol・licitud: Dimarts, 30 de juny de 2009.

Publicació del resultat: Dissabte, 25 de juliol de 2009.

Premi: Publicació d’un llibre il・lustrat amb l’obra del guanyador.

Preguntes y sol・licitud d’inscripció: Centre Català de Kansai “Concurs de Traducció”





第4回 絵本翻訳コンテスト 受賞者


最優秀賞 吉田 羊緒子さん(滋賀県) Sra. Yoko YOSHIDA (Shiga)
特別賞  藤坂 容子さん (広島県) Sra. Yoko FUJISAKA (Hiroshima)
特別賞  中村 美乃さん (埼玉県) Sra. Yoshino NAKAMURA (Saitama)

二次審査に進んだ方は以下の20名の皆様です。(50音順)

Merce Torra Reventós さん&大田 智子 さん
石川 理恵子 さん
岩崎 たまゑ さん
上田 愛子 さん
植松 友佳理 さん
川合 由佳子 さん
児玉 さやか さん
小山 今日子 さん
藤坂 容子 さん
田中 智美 さん
徳山 悦子 さん
中尾 しょうこ さん
中村 美乃 さん
丹羽 悦子 さん
星野 由美 さん
森下 嘉子 さん
村田 優子 さん
矢野 真弓 さん
山谷 映子 さん
吉田 羊緒子 さん



『牛とロバ』

Teresa Duran 著
吉田 羊緒子 訳


それは まいばん くりかえされていました。
ご主人が ロバと牛を家畜小屋に入れると 2ひきはきまってけんかをはじめるのです。
ロバは うしろあしで牛をけりながら言います。
「いち年にひと月しかはたらかないなんて あんたはとんだなまけものだよ。」
牛は つので突きかかりながら 言いかえします。
「おまえこそ だらしがない いいかげんなやつのくせに。」
まいばんまいばん 同じことのくりかえしでした。
2ひきは乱暴なけものそのもので けものらしく暮らしていました。

ところが いてつくような寒さの冬のあるばんのことです。
とつぜん 小屋のとびらが開き
おとこの人とおんなの人が はいってきました。
おんなの人は はだかんぼうのちっちゃな赤ん坊を産むと
わらでつつんであげようと
赤ん坊をえさ箱の中におきました。

「やれやれ やっかいなのがまたふえたよ。」ロバは思わず声を上げました。
「まったく気に入らないな。そこをどけよ。」牛もぶつぶつ言います。
このまあたらしいわらは 自分たちのものなんだと言わんばかりに
ロバと牛は えさ箱に首を伸ばしました。すると・・・
とってもちっちゃな はだかんぼうの赤ん坊が つぶらな瞳で2ひきを見つめています。
この子は 赤ん坊そのもので 赤ん坊らしくほほえんでいました。

牛は子を持つことができませんでした。ロバも子を産むことはかないませんでした。
けれど いま 2ひきの目の前にいる ちっちゃな赤ん坊は
乱暴なけものそのものの2ひきを
まるで おとうさんとおかあさんを見るかのように 見つめているのです。

もちろん 2ひきがこの子のおやになることは これまでも これからさきもありません。
でも いてつくようなその夜に 赤ん坊をあたためてやり
あったかい鼻息をいっぱいふきかけて あやしてやることはできるのです。
ふしぎなことに 2ひきはけんかより 赤ん坊のせわがしたいと思ったのです。

ブファー ブファー たっぷり息をふきかけて フガー フガー あっためよう。
ロバと牛は 赤ん坊をあたためてやることに あまりにむちゅうだったので
いつのまにか 小屋が 羊飼いや羊のむれ
星にみちびかれたとうほうのさんはかせ めしつかい らくだ
そして この子を守ってあげたい よろこばせてあげたいというたくさんの人々で
いっぱいになっているのに気がつきませんでした。
いっぽう 赤ん坊はというと そんなみんなを ずっと昔からの友だちを見るかのように 見つめていました。

どんなに 乱暴で けもののような心を持っていても
ののしり合いやけんかをやめて
よるべのない乳飲み子を守り よろこばせてあげれば
クリスマスはやってくるのです。人里はなれたそまつな小屋にも
人の心でなく 乱暴なけものの心しか持たない人でいっぱいの
このおかしな世界のどんなばしょにも。


*オリジナル作品は、傍点およびフリガナがふられていましたが、WEBでの表示の都合上、割愛いたしました。ご了承下さい。

 


〜主催者より大切なお知らせ〜


この度は、「第1回絵本挿絵コンテスト」の審査結果発表が大幅に遅れ、絵本挿絵コンテストにご応募いただいた皆様、そして「第4回絵本翻訳コンテスト」にご参加いただいた皆様にも、大変なご迷惑をおかけ致しました。

改めてお詫び申し上げます。

挿絵コンテストの最優秀賞受賞作は、翻訳コンテストの最優秀賞受賞作とともに、カタルーニャ語、スペイン語、日本語の3言語版絵本として、2010年12月に出版される予定です。

皆様のお手元に絵本が届くまで、今しばらくお待ち下さいますよう、お願い申し上げます。




 


関西カタルーニャセンターは、スペイン・カタルーニャ州政府議会により承認された公式センターです。

関西カタルーニャセンター
〒541-0059 大阪市中央区博労町3-1-8 チサンマンション心斎橋2番館403
Tel: 06-4704-4690  Fax: 06-6251-2063
(電話受付時間/月〜金曜日:13:00〜21:00/土曜日:13:00〜18:00)
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