カトリック行事のひとつ、聖週間は、キリストの復活を祝う復活祭の日曜日に最高の盛り上がりを見せます。この時期にヨーロッパを旅すると、様々な種類や大きさのチョコエッグが所狭しと並べられたケーキ店をよく目にします。この光景は、チョコエッグを買ってプレゼントする側にとっても、もらって食べる側にとっても、喜びと食欲をそそるものです。
スペインでは、ケーキの上に飾られたゆで卵、デコレーションが施された卵、チョコエッグといった卵を用いたお菓子は、復活のシンボルであり、新しい生命力であり、長年この行事の偉大な主人公となってきました。ただ、他の国々とは違い、卵はしばしば「ラ・モナ」のデコレーションの一要素にもなります。