第8回 日本ヨーロッパ文化交流デイ
POETRY SLAM IN OSAKA 2009


このイベントは終了しました。
多数のご参加ありがとうございました。
当日の様子はこちらをご覧下さい。



在大阪のヨーロッパ文化交流機関と大阪国際交流センターが、ヨーロッパと日本の文化交流促進のために毎年5月に実施している「日本ヨーロッパ文化交流デイ」。

第8回目となる今年はイギリス、オランダ、スペイン(カタルーニャ)、ドイツ、フランス、ベルギー(フランダース)、そして日本からの出演者総勢11名による多言語ポエトリー・スラムのライブ・パフォーマンスを開催します。また、ヨーロッパ6ケ国(イギリス、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ)からの出演者によるワークショップも同時開催いたします。

ポエトリー・スラムとは、演者が声と体を使って自作の詩を朗読し、聴衆からの採点でその優劣を競う、演者と聴衆の双方向パフォーマンスです。言葉は伝達手段であると同時に「音」としても捉えられ、リズム、トーン、単語などもパフォーマンスを構成する要素のひとつになります。

カタルーニャからは、詩人・朗読家のジュゼップ・ペドラルス、そしてスペインからは、舞台芸術家のヒセレ・リローデッドが参加します。

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Josep Pedrals(ジョゼップ・ペドラルス)/カタルーニャ(スペイン)
カタルーニャ語圏をはじめヨーロッパ、アメリカ各地で活躍する詩人、朗読家。様々なフェスティバルやイベントに参加し、公演回数は1000回を超える。子どものための詩の創作を手がけるほか、詩の朗読や舞台芸術としての詩をテーマに教鞭をとる。ラジオやテレビ番組の詩のコーナーや、各種出版物の芸術・文化詩集にも協力。
2001年からは、バルセロナで詩の朗読イベントをコーディネートしている。自作の戯曲も数多く上演。ファンキーポップグループ、エクスプローション・ビキニの元メンバー。現在は、風刺をきかせたポップスタイルの詩を音楽にのせて表現するバンド、アルス・ネンス・アウトロフィックス(ダン・ペドラルス)を結成し活動中。その他、様々な音楽グループや作曲家に詩やリブレットも提供している。


Gisele Reloaded(ヒセレ・リローテッド)/スペイン

1965年アストゥリアス生まれ。マドリード王立舞台芸術学院にて舞台芸術を修める。その間、ストリート、子どものためのワークショップなど、役者としての力を試すチャンスであれば分野を問わずスペイン中のあらゆるパフォーマンスに積極的に参加。アーノルド・ウェスカーの戯曲「ラ・コシーナ」を脚色した、アロンソ・デ・サントス演出の舞台「インファンタ・イサベル」でマドリードにて女優としてデビュー。脚色にもたずさわる。1995年に女優として来日した後、舞台芸術としての詩という新しい分野で自らをリニューアルすべく、日本に身をおくことを決意。ヒセレ・リローテッド、ここにあり。


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第8回 日本ヨーロッパ文化交流デイ
POETRY SLAM IN OSAKA 2009



日時:
2009年5月16日(土)
 【ワークショップ】13:00〜16:00
 【ポエトリー・スラム】19:00〜21:00

会場:
【ワークショップ】  大阪国際交流センター
【ポエトリー・スラム】club☆jungle(クラブ・ジャングル)
             大阪市中央区東心斎橋1-18-11ISO 心斎橋ビルB1

出演者(予定)
イギリス:Dreadlockalian(ドレッドロックエイリアン)
オランダ:MC Ki(エムシーケイアイ)
スペイン:Josep Pedrals(ジュゼップ・ペドラルス)
     Gisele Reloaded(ヒセレ・リローデッド)(※)
ドイツ :Peh(ペー)
     Tilman Birr(ティルマン・ビル)(司会)(※)
フランス:Donna Vickxy (ドナ・ヴィッキー)
ベルギー:Andy Fierens (アンディ・フィーレンス)
日本  :SHINGO☆西成(※)
     石原ユキオ(※)
     上田假奈代(※)
     横山千秋(※)
     阪口浩一(司会)(※)
(※)ポエトリー・スラムのみの出演

定員

【ワークショップ】   80名(要予約・先着順)
【ポエトリー・スラム】200名(先着順)

参加費
【ワークショップ】  無料
【ポエトリー・スラム】1,500円(1ドリンク付)
・ポエトリー・スラムのチケットは、関西カタルーニャセンター(受付時間:月-土 13:00 - 21:00/日・祝は休み)、大阪国際交流センター インフォメーションセンター、クラブ・ジャングルにて販売しております。

主催
日本ヨーロッパ文化交流デイ実行委員会
大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ
関西カタルーニャセンター
ドイツ文化センター
日本・スペイン文化経済交流センター=エクステンション
ブリティッシュ・カウンシル大阪センター
(財)ベルギーフランドル交流センター
在大阪・神戸オランダ総領事館
イル・チェントロ大阪 イタリア語文化センター=ダンテ・アリギエーリ協会大阪支部
(財)大阪国際交流センター(以上9団体)

特別協賛
エールフランス航空/KLMオランダ航空会社







去る5月16日、「第8回 日本ヨーロッパ文化交流デイ POETRY SLAM IN OSAKA 2009」が開催されました。

ヨーロッパと日本のポエトリーたちは、レベルの高い表現で観客を沸かせ、大阪国際交流センターでのプレゼンテーションとワークショップ、その後のclub☆jungleでのポエトリー・スラムには、非常に多くの方々にご参加いただき、「第8回 日本ヨーロッパ文化交流デイ POETRY SLAM IN OSAKA 2009」は大成功のうちに幕を閉じました。

また、関西カタルーニャセンターが召喚した、カタルーニャのジュゼップ・ペドラルス氏のカタルーニャ語での表現が、最優秀賞を受賞したことも、私たちにとっては非常に誇らしい出来事でした。ちなみに、第2位はイギリス代表、第3位はベルギー・フランダース代表でした。

今回の「POETRY SLAM IN OSAKA 2009」の成功により、関西の人々が、いかに文化や多様性に興味を持っているかが実証されたのではないでしょうか。6カ国語でのポエトリーたちの表現に、日本の方々、そして外国から参加して下さった方々双方が、酔いしれた熱い一夜でした。

 

<左上> ワークショップの様子

<上> プレゼンテーションにも多くの方々にご参加いただきました。

<左> club☆jungleでのポエトリー・スラム

<上> 最優秀賞に輝いたカタルーニャ代表、ジュゼップ・ペドラルス

<右上> スペイン代表、ヒセレ・リローデッド

<右> ジュゼップ&
ヒセレ

<下> ご参加下さったCCK会員の皆さん




また、下記からも、当日の様子をご覧いただけます。

ベルギー・フランドル交流センターのアルバム
Steve Adamsさんのアルバム


 





関西カタルーニャセンターは、スペイン・カタルーニャ州政府議会により承認された公式センターです。

関西カタルーニャセンター
〒541-0059 大阪市中央区博労町3-1-8 チサンマンション心斎橋2番館403
Tel: 06-4704-4690  Fax: 06-6251-2063
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